Secure, Reliable and Robust Solutions Poised for the Data-Intensive Challenges of Embedded IoT
台湾(2019年3月)- 【INDUSTRIAL ONLY】産業用メモリおよびストレージソリューションのリーディングカンパニーであるATP ElectronicsはJapan IT Week春(第22回組込みシステム開発技術展/ESEC 2019)にて幅広い独自の設計および製造製品ポートフォリオを展示致します。この展示会は日本で最大規模のもので、IoT技術に興味を持っている4万人の組込みシステムエンジニアと専門家を集めることが期待されています。展示は東京ビッグサイトで、ATP ElectronicsはWest Hall Booth No.1-4で行います。
「IoTと産業用IoTは、爆発的な速度でデータが生成されることでデジタルの世界に革新もたらして世界の組み込みシステム市場の成長を推進しています。ATPグローバルマーケティング担当Vice PresidentであるMarco Mezger氏は「絶えず変化するエンベデッドランドスケープによってもたらされる機会をビジネスに活用できるようにしたい」と述べています。
高性能組み込み用ストレージ
IoTエコシステムは膨大な量のデータを生成し、ミッションクリティカルなアプリケーションの多くはリアルタイムなデータストレージとインテリジェンスな高速アクセスを必要とします。
ATPのM.2 NVMeおよびSATAモジュール、2.5インチSSDは、システムよって生成された大量のデータを収集して保存するために必要なパフォーマンス、速度、および耐久性を提供します。 スリムで堅牢なこれらのSSDは、スペースに制約があるファンレスの組み込みシステムに最適です。 工業用温度(I-temp)のSSDは、氷点下または極端に高温である-40℃〜85℃の動作環境でも持続的な性能を発揮します。 さらに、ATP NVMe SSDには、過熱を防ぐためにパフォーマンスをインテリジェントに調整するATP Dynamic Thermal Throttlingがあります。
そしてATP産業用e.MMCは、SRAMソフトエラー検出機能や瞬断対策(SPOR)、ファームウェアベースの電力損失保護機能などの先進技術を持った超小型パッケージソリューションです。
安全で拡張性のあるA1パフォーマンス・クラスのメモリーカード
安全性が組み込みIoTでの最優先事項になっています。ATPは、その安全性を大変重要に捉えており、ファームウエアでの先進的なAES-256暗号化機能をSDカード及びマイクロSDカードに搭載し、組み込みシステムやホストコンピュータが非認可コンテンツを含んだ認定されていないカードを受け付けられないようにしています。ATPの安全性の高いメモリーカードは、販売時点情報管理(POS)、ナビゲーション、デジタルサイネージ、アプリケーション・プログラムを格納するデバイス等のコンテンツアクセスの為にストレージ・デバイスの認証が必要とされる用途に最適です。
ATPのA1 3D MLCのメモリーカードは、A1アプリケーションクラス性能に位置づけられるアジリティーに優れた製品です。キーとなる優位性は、書き込みレーテンシーを93%低下させ、標準のUHS-1カードに比べて、1500/500 IOPSのランダム read/write性能が3倍増加しまた。また、消費電力も53%低くなり、環境・省電対策にも取り組みつつ、強靭な耐久性も備えています。
取り外し持ち運ばれるが故に、ATPメモリーカードは、利便性の良い容量拡張性を有し、ネットワーク接続に依存することなくバックアップやファームウエアの変更が可能であり、高度なデータ完全性や応答性が要求される監視カメラ映像記録機器、ネットワークゲートウエイ・スイッチ、IoT、オートメーション、AI人工知能、モバイルコンピューティング、ヘルスケアといった用途での使用に適しています。更に、IVI(in-vehicle information)やイベント・データ記録装置、先進運転支援システム(ADAS)といった、昨今成長が著しい、車載、IoV(Internet of Vehicle)での使用にも適しています。
増大するIoT需要における工業用DRAMモジュール
工業IoT市場では接続機器からの膨大なデータ転送・処理が期待されています。データの絶え間ない生成においてはエラー訂正、処理、そして解析が必要とされ、それらの一部がクラウド上で処理される一方、ある部分ではリアルタイムでの処理が求められます。
最新のDDR4モジュール 2400-2933MHzからは、データ処理環境が厳しい条件においてもエンタープライズレベルで要求される大容量と安定したパフォーマンス要求を満たす製品ラインナップを取り揃えております。
工業機器ではレガシーDRAMモジュールのサポートが不可欠ですが、ATPはDDR 3モジュールの長期サポートを確実にお約束いたします。これらレガシーモジュールの要望に対してATPでは自社DDR3 8Gbitコンポーネントを用意する事で、VLP RDIMM、あるいは大容量SODIMMといった特定のモジュールをお使いのお客様へ長期間安定したモジュールの供給をお約束します。
またATPはMicron Technology社とのパートナー協定により、DDR2/DDR1/SDRAMといったレガシーDRAMモジュールの継続供給も行っております。
組込み IoT/IIoT市場では接続機器の多様化によりデータ処理能力と生産性の向上が求められています。ATP社 DRAMモジュールは、強固、且つ工業機器・用途で求められる厳しい条件で設計され、ICレベルからモジュールレベルまで細心の注意の元、テストが実施されます。またWide (-40°C to 85°C) or extended (-40°C to 95°C) それぞれの拡張温度サポート、環境物質に対抗するコンフォーマルコーティング、30µインチ厚金メッキの採用、耐硫化対策レジスタなど幅広いオプションをご用意し、あらゆる環境下で高いパフォーマンスと信頼性をご提供します。
‘’Industrial Only’’ メモリモジュール、ストレージソリューションをもっと知って頂くためにもWest Hall Booth No. 1-4へ是非お越しください。お問い合わせはATP日本オフィス、代理店、もしくは’’ Info@atpinc.com’’へお願い致します。 広報窓口: Kelly Lin (Kellylin@tw.atpinc.com)